〜 産婦人科医院スタッフによる妊娠体験記(30代・伏見区)〜
vol.4

🔹〜池田産婦人科医院スタッフによる妊娠体験記〜🔹vol.4
🐶 7週目
🔸マタニティ用のタイツやレギンスがラクすぎる。もう普通のタイツは履けなくなってしまったので実家に送った。スカートやパンツは妊娠前から使っているものを着ているのにインナーの締め付けは気になる不思議。
時々生理痛のような腰の重だるさがある。毎日カイロを貼り、寝るときは電気あんかを腰の下に敷く。
毎晩途中覚醒なく朝まで眠れているが、起きるとお腹がちょっとせりあがっているような感じ。気になって二度寝が出来ないので、起き上がってしまう方がラク。仰向け寝か横向き寝か、いまひとつ正解が分からない。ネットで調べると妊婦用抱き枕なる商品があるらしい。が、大きくて捨てるとき面倒そうなので夫が持っていた長いねこのぬいぐるみを抱き枕代わりに足に挟んで寝る。。
🔸7週目に入ると便秘も下痢もすっかり良くなった。そして食べ物への執着が増している。あれが食べたい、これが食べたいという具体的な欲求がふつふつと湧いてくる。お昼にどうしてもハンバーガーを食べたくなってマクドナルドで新商品のハンバーガーとポテト、ナゲットまでつけて注文して会計は千円を超え、そして一人ですっかり食べきってしまった🍔🍟🍗結婚前の少食ぶりからは考えられない事態だ。さすがに夜までお腹が空かなかった。
お風呂に入って自分の全身を見ると明らかに体型が変わっている、太ったというのとも少し違うおなかの出方、胸も心なしかいつもより重い。これが妊婦の体型か……。相変わらず吐き気やにおいへの不快な反応はないので、このままつわりが軽めで進んでほしい。逆に食べ過ぎて太りすぎる心配をした方がよさそう。
🔸夫が週末に実家に1泊で帰省していた。妊娠週数が進んだり生まれた後はなかなか帰りにくくなるだろうから今のうちに帰省しておく、とのこと。おかげさまでつわりも軽いので、全然わたしのことは気にせずもっと頻繁に帰ってくれてもいいよと思うが、気遣われているのはいい気持ちなのでニコニコしておく。帰りは義母がたくさんお手製のお料理や果物を持たせてくれていた。わーい。何よりありがたい差し入れである。やっぱりもっと帰省してくれていいよ🩷
🔸結婚前から毎月お世話になっている整体へ。事前に妊娠を報告し、妊婦用の施術でお願いしますと伝えておいた。よかったねーおめでとうと先生にお祝いしてもらう。普段は消化器系の調子を整えてもらうために、仰向けになってお腹のあたりをかなりグリグリしてもらうが今回はお腹には触らず。脚周りを入念に見てもらい、血行をよくしてもらった。おかげさまで体が軽い。「変わらずとっても健康です」と太鼓判を押してもらって一安心。寝ている姿勢から起き上がる時に勢いよくエイヤッと起き上がると、先生に「あのね、妊婦なんだから勢いよく起き上がらないの。横を向いて腕をついてからゆっくりヨイショと起き上がりなさい」とたしなめられる。妊婦の自覚が薄くてすみません。
つづく
執筆者:池田産婦人科医院スタッフM(30代前半・伏見区)
監修:井上 真理子 医師(産婦人科専門医 / 日本産科婦人科学会)

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