産婦人科
女性医師によるきめ細やかな問診があります。漠然とした更年期症候群や月経の悩み、性生活等の性の悩み、排尿トラブル、腹痛、腰痛等。腰痛には婦人科系や腎臓病の可能性もあるので気になる方は早めの受診をお勧めします。
産婦人科・婦人科
産婦人科といっても、妊娠・分娩にまつわることだけではありません。女性としての長い一生における様々なお悩みをご相談ください。子宮まわりのことや腎臓系、腰痛など女性ならではの症状を女性医師がきめ細やか、かつ迅速に対応いたします。
当院では、分娩は取扱っておりませんが、近隣の産婦人科医院や病院と連携して妊娠9か月頃までの妊婦健診を行っております。また、体外受精や人工授精は行っておりませんが、より自然な方法での妊活を目指して指導させて頂いております。
京都初の女性医師による女性泌尿器科も備え、婦人科か泌尿器科か、どちらの症状か分からない場合にも対応させていただけます。
主な診療内容
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ピル(避妊相談)
ピルは本来避妊目的に作られたものですが、月経調節や月経に伴う痛みだけでなくその他の不快な症状(PMS)も軽減できます。
さらに長期投与で卵巣癌、子宮体癌、大腸癌、関節リウマチなどの軽減も期待できます。現在女性は昔より出産回数が減って月経回数が増えていますので、ピルを上手に使うことが将来の妊活にも役立ちます。
各種経口避妊薬と緊急避妊薬を扱っております。ただし当院は投薬前には必ず検査を受けて頂き、その上でその方に最適の避妊方法を選択させて頂いております。
またその他の避妊相談もお受け致しますのでご相談ください。 -
更年期外来
女性は30代に入ると少しずつ体調の変化(月経前の頭痛や月経周期が短くなるなど)に気づく方が多くなります。また更年期は女性のライフスタイルの転換期でもあるので、起きる症状は、めまい、動悸、のぼせなど人によってかなり異なります。
当院では各種検査を行い、適切なホルモン治療(後述)に加えて漢方治療(別記)を行っております。
さらに閉経前後では骨粗鬆症対策も重要になります。当院では被曝の心配がない骨塩定量検査(別記)もお受け頂けます。閉経前から早めの準備をしておきましょう。 -
妊婦健診
妊婦健診は初診を除いて予約制です。分娩は取扱っておりませんが、近隣の産婦人科医院や病院と連携して妊娠9か月頃までの妊婦健診を行っております。
また妊娠20週頃の胎児エコーは時間をかけて行っております。ご主人様や男性パートナーとの受診も歓迎致します。
また出生前診断をお考えの方も一度当院へご相談下さい。 -
性病検査
現在、殆どの性病は薬で治療が可能です。おりものに痒みや痛みを伴う場合には分泌物からカンジダ、クラミジア、淋菌などの検査と治療、外陰のできものの場合にはヘルペス、HPVなどの検査と治療を行っています。
また性病の治療にはパートナーの治療も欠かせません。当院は女性同伴であれば、男性も泌尿器科を受診して治療の相談を受けることができます(男性は予約診療のみ) -
ホルモン治療
一昔前は手術が当たり前だった子宮筋腫や内膜症も現在は殆どがホルモン治療を的確に行うことで手術を避けることができます。
生理痛や月経量が多い、貧血気味や更年期障害でお悩みの方は我慢せずに早めに受診しましょう。とくに年齢とともに症状が悪化する方は早めの受診をお勧めします。(漢方薬の併用もあります) -
思春期外来
児童、学生の月経不順、月経痛は我慢することなくご相談ください。とくに月経痛は放置すると将来、子宮内膜症から不妊症になるだけでなく、最近の研究においては成人病や骨粗鬆症にも繋がることが学会で報告されています。
当院は器質性月経困難症の指定医療機関でもありますので、たかが生理痛と侮ることなく早めにご相談下さい。
また入試や大事なコンテストなどに向けた月経調節も行っています。無理のない調節のためには早めの受診をお勧めします。 -
不妊相談
当院は体外受精や人工授精は行っておりませんが、より自然な方法での妊活を目指して指導させて頂いております。その他の相談も含めて、ご主人様との受診も歓迎いたします。
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予防接種(ワクチン)
子宮頸癌はワクチンと健診でほぼ100%予防できるといわれている癌です。WHOの勧告に基づき当院では積極的な接種をお勧めしています。(日本産婦人科学会 子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のためにをご覧ください)
公費負担による子宮頸癌ワクチンや風疹ワクチンを取り扱っております。男性の風疹ワクチンは女性同伴のみ承っております。また水痘ワクチン、おたふく風邪ワクチンなどの取扱もございます。いずれのワクチンも予約をお願い致します。 -
不正出血
月経以外の不正出血は排卵期出血のように問題のないものもありますが、ホルモンバランスの異常(思春期、更年期、乳癌のホルモン治療を含む)や子宮筋腫、内膜症、ポリープによるものや子宮癌によるものもあります。治療はそれらの原因により異なります。
不正出血の中でもとくに閉経後の出血は躊躇せず受診して下さい。もっとも心配なのは子宮頸癌と子宮体癌による出血です。ただ実際に多いのは閉経後の女性ホルモン不足による膣粘膜の萎縮による出血で、それには膣錠の投与が有効です。
また子宮脱や膣脱による接触性の出血もあります。これらには尿もれを伴う場合も多いので、当院の女性泌尿器科と連携して治療致します。早期の場合はホルモン療法やペッサリー(膣内装具)で治療できますが、困難な場合は高次医療機関と連携して手術の紹介も行っております。また骨盤底筋体操の指導も行っております。 -
外陰部搔痒(疼痛・違和感)
感染症によるものや糖尿病などの代謝疾患によるもの、乳がんなどのホルモン治療や閉経後はホルモン低下による免疫力の低下や乾燥によるものがあります。
治療は膣錠の投与などを行います。尿もれ等を伴う場合は泌尿器科と連携して治療に当たります。また当院ではデリケートゾーンの専門ケア用品も取り扱っております。
ニオイが気になる方へしっとり洗えるハーブオイル(写真左)と、乾燥が気になる方へ一日何度でも塗れるジェルとソープ(写真右)です。とくに後者は専門医療機関のみのお取扱いとなっております。
デリケートゾーンは本来毎日のケアがとても大事な部分であり、欧米では娘が幼いときより母から教えを受けるのが当然とされてきました。当院ではご希望の方に詳しい使用方法を、その方のお悩みに応じて指導させて頂きます。
※デリケートゾーンケア『アールアノンDジェル・Dソープ』のホームページはこちら
アールアノン『Dジェル・Dソープ』
産婦人科での対応症例
など
産婦人科へのFAQ
- 更年期の相談も受け付けていますか?
- はい。イライラ、不眠、ホットフラッシュ等...
些細な事でもドクターにご相談ください。
- ○○というピルは扱っていますか?
- 取り扱いピルは複数種ございます。お電話にて薬名をお問合せください。
- 中絶手術は行っていますか?
- 当院では、行っておりません。
- 旅行に行く間だけ、生理を遅らせることはできますか?
- はい。直近数ヶ月の月経周期がわかるものをお持ちの上、ご相談ください。
- アフターピルが欲しいです。料金はいくらかかりますか?
- 緊急避妊はあくまでも緊急であり、当院ではより確実で安全な低容量ピルをお勧めしています。
しかしながらご要望に応じて検査の上やむを得ないと診断した場合はお薬をお出ししております。費用は保険証をお持ち頂いた場合、検査込で約1.5万円です。
- 性生活の相談はできますか?
- はい。診察時、ドクターにご相談ください。
- 生理痛が酷いのですが、内診をしたくないです。お薬は出してもらえますか?
- 内診をするのがベストですが、お腹の上から超音波で診ることもできます。
池田産婦人科へのアクセス
駐車場:
医院敷地に2台+軽1台
医院向かいの契約駐車場(葛山医院奥)6台
【8】【11】【14】【15】【28】【29】
にご駐車ください。
※池田産婦人科の表記はしていません。他の番号には停めないでください。
電車:
京阪電鉄宇治線「桃山南口駅」(中書島から2駅目)
※駅から南へ350メートル
※徒歩3分